NLP 明日から使える実践的コミュニケーションスキル-NLP5つのステップ-
不満そうにされる・・・ [/chat] [chat face=”似顔絵 女性 真面目.jpg” name=”木村さん” align=”right” border=”blue” bg=”blue” style=”maru”] 何だか仲のいい友達に急にイラっとされた顔をされるとモヤモヤする・・・ [/chat] [chat face=”d160a53f71104dc4e5ed3c300ba3ba79.jpg” name=”TENCHAN” align=”left” border=”blue” bg=”blue” style=”maru”] 人間関係の悩みはすべて人間関係であるとも言われるくらい、私たちの人生において人とのコミュニケーションは大切です。
NLP=神経言語プログラミングを理解することで、明日から実践でき、人とのコミュニケーションがグッと上手くいくようになります! [/chat] [box02 title=”この記事で得られること”] ①あなたのコミュニケーション能力が飛躍的に向上する
②人に影響を与える言葉の使い方を学べる
③セルフイメージを高め、目標達成できる状態をつくれる
[/box02] [box01 title=”記事を読みながら意識すると理解度がUP!”] ①NLPはアクティブイマジネーションが大事!
②オープンマインドで!とにかくやってみる
③できない事より、「できる事・できた事」に焦点を当てていく
④学んだ内容を日常で実践していく
⑤自分自身の実践報告・体験(うまくいった事・うまくいかなかった事)を仲間に共有する
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NLPとは
NLPとは神経言語プログラミングのことで、言語学と心理学を組み合わせた実用的な学問です。
Neuro(神経)
人間は五感を通して世界を認識し、情報を出し入れしている
Linguistic(言語)
五感を通じて得られた情報をコード化し、意味を与えて思考や行動を整理してほかの人と通じ合うために言語を用いる
Programming(プログラミング)
体験や経験によって構築された、人間の中にあるプログラム
NLPは、1970年代にアメリカのカリフォルニアで始められた言語学と心理学を組み合わせた実用的な学問です。
創始者であるリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーが当時の天才セラピストとして有名だった3人(フリッツ・パールズ、ミルトン・エリクソン、バージニア・サティア)の優秀性やコミュニケーションのパターンを徹底的に分析・研究することでNLPが生まれました。
NLPは、その効果や即効性が非常に高いと評判になり、瞬く間に多くのセラピストやカウンセラーに広まり、クリントン元アメリカ大統領や、マザーテレサ、タイガー・ウッズなど各界の著名人もNLPを活用し大きな成果を出しています。
現在では、NLPの手法が自己実現にも効果的であることから経営者をはじめとするビジネスパーソン、医師、弁護士、教師、そしてスポーツの世界にも広がっています。
ハーバード・ビジネス・スクールの調査によると
コミュニケーション能力の差で、年収が約1.86倍変わったというデータがある
引用元-『Shortcut to Success』by Jonathan Robinson
NLPが効果的な理由と3人の天才セラピスト
NLPはセラピーの分野で非常に有名だった「3人の天才」と称されたセラピストを分析し、
誰でも同じような結果が出せるよう共通のパターンを見出し、再現できるように体系化された心理学である。
・バージニア・サティア(家族療法)
・ミルトン・エリクソン(催眠療法)
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繰り返しになりますが、NLPはこの3人の天才を分析し、
誰でも同じような結果が再現できるように体系化された心理学である。
NLPの前提
1.相手の世界観を尊重する。
2.行動と変化は、状況(コンテクスト)とエコロジーの観点から判断(評価)される。
3.クライアントからの抵抗は、ラポールが不足しているということ。
(反抗的なクライアントなどいない。あるのは柔軟性がないコミュニケーターだけ。
効果をだせるコミュニケーターはすべてのコミュニケーションを受け入れ、活用する。)4.その人の行動がその人自身ではない。(人を受け入れ、行動を変化させる)
5.人は、持てる限りのリソースを使って最善を尽くしている。
(行動は適応するための調整。今、とっている行動はその人にとって最良の選択である。
すべての行動は肯定的意図によって起きている。)6.問題、制限とは「チャンス」である。
(そこから学ぶことは大切な意図を知ること。)7.行動をキャリブレートする。
(その人に関する最も重要な情報は、その人の行動から得られる。)8.地図(マップ)は領土(テリトリー)ではない。
(私たちが使う言葉は、それが象徴する出来事や事象そのもではない。)9.あなたの心/精神を管理しているのはあなた自身。
よってその結果もあなたの責任である。
(私の心/精神を管理しているのも私自身。よってその結果も私の責任である。)10.心と身体は1つのシステムである。
(心と身体は相互に作用し、影響を与え合います。一方に影響を与えないでもう一方を変える事はできません。考え方が変われば身体(行動)も変わります。行動が変われば考えや感情も変わります。)11.人は、成功や自分が望むアウトカムを達成するために、必要なリソースを全て持っている。
(リソースを持たない人はいない、リソースの足りないステート(状態)があるだけ)12.すべてのプロセスは、全体性を広げるためにある。
13.失敗はない、フィードバックがあるだけ。
14.相手の反応が、あなたのコミュニケーションの成果である。
(そこから学ぶことは大切な意図を知ること)15.必須多様性の法則:
最も柔軟(フレキシブル)な行動をとることができる人/システムが、
システムをコントロールすることができる。
(うまくいかなかったら、別のことを試してみる。柔軟性があれば、可能性は無限に広がる)16.すべてのプロセスは、選択肢を広げるようにデザインされている必要がある。
17.誰かに出来ることなら、自分にもできる。
(あとは、そのやり方を知るだけ)18.意識が向いているところにエネルギーは流れていく。
効果的な変化のプロセスはすべて、現在の状態から「望ましい状態」へ移行すること
人生は、選択と決断の連続です。
今の自分は自分が選択してきた結果で成り立っています。
そして、NLPによる効果的な変化のプロセスはすべて、現在の状態から望ましい状態へ移行すること。
具体的に望ましい状態へ移行するために必要なものは、
[box05 title=”1.目標/目的(アウトカム)”] ・本当に欲しい結果は何か・目標が明確だと優先順位もはっきりする
[/box05] [box05 title=”2.観察力・鋭敏性”] ・五感を通した観察力
・望む目標に近づいているかあるいは離れているか
・それがどうしてわかったか(計れる形)[/box05] [box05 title=”3.柔軟性”] ・もし、望む結果が得られないのなら他のやり方を選択する
・失敗は存在しない・あるのはフィードバックだけ
・問題や制限(壁)は新しいやり方を開発する機会である
[/box05]
【実践編】どんな人、どんな場面でも信頼関係をつくりだす能力「ラポール」
ラポールとはフランス語で「架け橋」を意味する言葉で、カウンセリングやセラピーの世界で基本とされるクライアントとの関係性、つまり一言でいうと「信頼関係」のことです。
実際の架け橋がなければ人の動きや物流などに支障が出るように、人と人でもこのラポール形成ができていないと、カウンセリングやセラピー、コーチングなどのどんなコミュニケーションテクニックも機能しないと言われています。
このことは、仕事やビジネス、チーム、部活動、家庭やプライベートの交友関係に至るまで全てのコミュニケーションに当てはまります。
ラポールの意味するところは、相手との良好な関係性のことですが、安心感、好感、そして信頼性といった幅広い意味合いを持つ言葉です。
大切なことは、ラポールとはコミュニケーションの目的を達成するために「ふさわしい関係」であることです。
ラポール形成(信頼関係を作り出す)具体的なステップ
どんな人、どんな時でもラポールを築くことができる具体的なステップは、
1.ミラーリング・マッチング・バックトラッキング
2.表象システム
3.傾聴
4.自己重要感
5.LABプロファイル/価値基準
の5ステップです。
コミュニケーションの目的を達成するためのフレーム
大切なことは、ラポールとはコミュニケーションの目的を達成するために「ふさわしい関係」であることです。
ではどうしたら「ふさわしい関係」を形成できるのか。
ラポールを築くための具体的な2つのステップについて解説していきます。
下の図をご覧ください。
[box04 title=”ペーシングとは”]相手の身振りや手振り、話し方など非言語や言語に合わせていくこと。[/box04]
[box04 title=”リーディングとは”]ペーシングによってラポール形成が生じた後に質問や提案などを含め自分のコミュニケーションの目的に向けて会話をリードすること。[/box04]
ペーシングによって相手との距離感が縮まり、ラポールが形成されます。
コミュニケーションには、目的、ゴールがありますので、その目的を達成するために相手に合わせていたペーシングから、相手との会話を目的を達成する方向にリードしていきます。
基本的にペーシングとリーディングはセットとして捉えられることが多く、ペーシングはリーディングを行うための助走、リーディングはペーシングがなければ上手くいかないものです。
ペーシングは自分の意見や価値観を曲げて相手に合わせることではなく、相手を尊重し、より良くなる目的に向かってリードしていくためにあります。
ステップ1:ミラーリング・マッチング・バックトラッキング
ステップ1:ペーシングの基礎スキルであるミラーリング・マッチング・バックトラッキングについて、こちらの記事で詳しく解説していますので、合わせてお読みください。
目的を達成できる3つのラポールスキル
https://since-around4.com/?p=648
ステップ2:表象システム
ステップ2:表象システムについて、こちらの記事で詳しく解説していますので、合わせてお読みください。
表象システム-視覚・聴覚・身体感覚の優位と特徴
https://since-around4.com/?p=676
ステップ3:傾聴
共感と傾聴
[box05 title=”傾聴とは”] 相手の話を聴きながら、相手の心にも耳を傾けること。[/box05]
自分の意見や話は横に置き、相手の話を肯定し受け止めながら、相手が話したいことを話してもいらいます。
傾聴の3つのポイント
1.相手をとても重要と考え興味を持って話を聴く。
2.相手の話を否定や批判、または反論しない。
自分の意見や考えは一旦横に置いておく。
3.相手がどんな気持ちや考えの上で話をしているか、
その気持ちを汲み取りながら聴く。(相手の世界観を大切にする)
「いいえ」「しかし」「でも」は使わない。
ステップ4:他者の自己重要感を満たす
[box05 title=”自己重要感とは”] 「自分という存在は、自分にとって一番重要なものだ」と思う、そんな自然な「こころ」の働きです。
[/box05]
自己重要感についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせてお読みください。
他者の自己重要感を満たす
https://since-around4.com/?p=636
まとめ:NLPを使って自分の人生を豊かにする
[box01 title=”まとめ”] ・NLPは3人の天才を分析し誰でも再現可能に体系化された心理学である・ペーシング⇒ラポール形成⇒リーディングでコミュニケーションの目的を達成する
・ラポール形成の3つの基礎スキル「ミラーリング」「マッチング」「バックトラッキング」
・表象システムを理解し、使い方を変えることによって、日常に大きな変化をもたらす
・相手を尊重し耳をと心を傾けることで相手の話したいことを話してもらう
・他者の自己重要感を満たすことで相手にとって唯一無二の存在となる
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https://since-around4.com/?p=165